タイで古くから伝統のあるボディセラピーやヨガ、さらにはマッサージについての幅広い知識から、施術法といった実践的な知識・技能を習得していることを証明するのが、タイ古式整体資格です。
国家資格ではなく民間資格なので、マッサージ業を開業することはできません。しかし、これらの資格を保持しているとタイ古式整体に携わる職業に就く近道になります。
似た名前の資格が多いので、取得するとどのような知識を習得できるのか、取得しようとするタイ古式整体資格をどのように仕事などに役立てるのかといった、しっかりとした目標を定めましょう。その上で、目的にかなった資格を取得することになります。
目次
人気 タイ古式整体セラピスト
タイ古式整体セラピストは、日本メディカル心理セラピー協会主催によって主催されているタイ古式整体資格です。タイ古式整体ボディセラピーの歴史や仏教との関わり、タイ文化との融合についての知識を有していることを証明します。またタイ古式整体ボディセラピーの生理学的効果や食事方法といったタイ古式整体資格の実践知識を、資格の修得を通じて学習します。
この資格を保持していますと、タイ古式整体セラピストとしてカルチャースクールをはじめてとしたさまざまな場所で講師をすることも可能です。
タイ古式整体セラピスト資格は誰でも受験可能で、通信講座に受講したり、本を購入して独学で受験することも可能です。また70%以上の正答率で合格で、在宅でも受験可能です。受験料が10000円と安いのが、この資格の魅力です。
2位 タイ古式整体士
タイ古式整体士は、日本インストラクター技術協会(JIA)によって主催されているタイ古式整体資格です。ヨガに関する知識はもちろんのこと、ハーブボールやホットストーンの扱い方から施術の方法や注意点などタイ古式整体士についての実践的な知識を習得できます。
この資格を保持していますとタイ古式整体業界への就職の近道になるだけでなく、タイ古式整体士として、カルチャースクールをはじめとしたさまざまな場所で講師をすることも可能です。
受験料も1万円と低価格です。タイ古式整体セラピストと同じく、正答率が70%以上で合格で、在宅受験も可能です。
3位 JTTMA認定プロフェッショナルセラピスト資格
日本タイ古式マッサージ協会(JTTMA)によって実施される資格が、このJTTMA認定プロフェッショナルセラピスト資格です。タイ伝統医療協会の監修のもとで作成された育成カリキュラムにより、タイ古式マッサージの技能だけでなく、西洋医学の観点から精査されたタイ古式マッサージの効果など深い知識と技能の習得を目指します。クラスは3段階に分かれ、家庭で行える施術(セラピストスタート)から個体ごとの検査や評価に基づく高度な施術(セラピストアドバンス)まで、幅広い層を対象とした資格です。
JTTMA認定プロフェッショナルセラピスト資格は認定された講座の受講後、試験に合格することで資格を取得できます。受講料は29600円(セラピスト入門)と若干高く、タイ古式マッサージに関する職業に従事したいというプロ向きの資格でしょう。
4位 タイ古式ボディケアセラピスト
日本能力開発推進協会が主催する資格が、このタイ古式ボディケアセラピストです。タイ古式マッサージの歴史やタイ医学の知識から、タイ古式マッサージの施術法やその注意点といった実践的な知識まで、タイ古式マッサージについての知識・技能の修得を証明します。
受験資格は日本能力開発推進協会が認定する教育機関でのカリキュラムを修了したものに限り、試験に合格することでタイ古式ボディケアセラピスト資格を取得できます。受験料は5600円で、70%の正答率で合格となります。タイ古式マッサージを職業に活かしたいというプロ向きの資格であると言えるでしょう。
5位 TTMA公認・プロタイマッサージセラピスト
日本トラディショナルタイマッサージ協会によって主催されているのが TTMA公認・プロタイマッサージセラピストです。試験官がマンツーマンで実技・面接試験を行うことで、プロタイマッサージ資格が得られます。クラスは7つに分かれ、リラクゼーションセラピストから普及活動を行なうプロフェッサーエメリタスまで幅広い層を対象にしています。
受験資格はありませんが、資格取得後はTTMAのセラピスト会員に登録可能で就職・開業相談や勉強会参加などさまざまな特典を得られます。
すでにタイ古式マッサージに関する職業に従事している方のためのプロ向けの資格でしょう。