風水とは古来の中国が発症になった、目に見えないエネルギー(気)を利用した環境学のことです。私たちが毎日生活をしている環境には、目に見えない様々な気で満ち溢れています。その“気”は、衣食住の環境すべてに存在し、私たちは“気”、つまり環境をどのように整えるのかによって運気が上がったり下がったりしているのです。
風水では、人の運気は住んでいる環境で変わると考えられています。自分の運気を高めてくれるように、悪い運気が自分の生活の中に滞ることが無いように生活環境を整え、自分の運気を高めていくことが風水の基本的な考え方になります。
占いとの大きな違いは、決められた未来を受け入れるのではなく、自分で未来を作り出していこうという考え方にあります。現在自分が持っている運気をより良いものにするのか、それとも悪くしてしまうのかは自分の努力次第。頑張り次第で自分の未来を変えることが出来る風水は、モチベーションを高め、毎日の生活に活力を与えてくれます。
実際に、成功している有名人や芸能人の中には、風水を日常生活に取り入れ、生活を改善する努力を継続している人もたくさんいます。それくらい環境は人の心や生活に影響を及ぼしているのです。
風水は歴史ある学問であり、周りの人を導く場合には、正しい知識を基に正しい方法で風水の教えを実行する必要があります。しかし、風水で扱っている“気”は目に見えないものであり、正しい知識とそうでないものが混在してしまっているのが現状です。そのため、風水を使って周りの人を導きたいと考えている場合には、専門家であることを証明してくれる資格を取得することが重要視されるようになってきました。
今回の記事では、風水師として活躍するためにお勧めできる資格について徹底比較形式でご紹介させていただきたいと思います。
目次
人気:風水セラピスト
風水セラピストとは、日本メディカル心理セラピー協会が制定している資格となります。この協会は「心理」の面に力を入れている協会であり、持っている知識や技術をどのように人に伝えるのかというコミュニケーションの面での専門家を養成している協会です。風水セラピストは、風水の正しい知識を習得しており、陰陽や五行、八卦の考え方の中から“気”の動きを整え、正しい環境を作り出すための適切なアドバイスを行うことが出来る人に与えられる資格です。この資格を取得した後は、プロの風水師として活躍することが出来ます。
資格は試験に合格することで手に入れることが出来ます。受験資格は特に定められておらず、初心者でも誰でも挑戦することが可能です。試験は年に6回行われており、在宅での受験が可能です。費用は1回の試験で1万円となっています。
2位:風水鑑定士
風水鑑定士は日本インストラクター技術協会が制定している資格です。陰陽や五行、八卦に関する一定以上の知識を持ち、特に「住宅の環境を整えることが出来る」専門家であることが認められた場合にこの資格が与えられます。毎日生活をしている住環境はとても大切で、ちょっとした工夫で運気を高めたり邪気をはらったりすることが出来ます。生活を豊かにすることを目指したこの資格を取得後は自宅やカルチャースクールで風水に関するインストラクターとして活躍することができます。
資格は試験に合格することで取得可能です。試験は年に6回あり、専用のHPから申し込むことが出来ます。費用は1回1万円で、特に受検条件は定められていません。誰でも気軽に挑戦することが出来ます。
3位:風水鑑定士
風水鑑定士は、国際風水氣学協会が認定している資格です。風水の考え方で定められている生年月日による宿命を明らかにして、その人が持ち合わせている宿命に適切な環境を提供することで、本人だけでなく家族全体の運気を高めていく力があることを認められた場合に資格が与えられます。大変専門性の高い資格の1つです。
風水鑑定士になるには、まず同協会に入会し協会が実施している勉強会に参加する必要があります。そして試験に合格することで資格を手に入れることが出来、有料で鑑定する「鑑定士」として活躍できるようになります。有料で鑑定できる鑑定士として活躍するまでには、テキスト代や会場費などを併せると約50万円必要になるため、風水を本業とする気持ちが高い人や、経済的に余裕がある人にお勧めの資格となります。
4位:風水アドバイザー
風水アドバイザーは日本能力開発推進協会が制定している資格です。風水の基礎的な知識を習得し、住宅の環境を整える住宅風水、商業施設の環境を整える商業風水など多岐にわたった専門的知識と判断力を有していることが問われる資格となります。
資格を取得するためには、協会が実施している指定の講座を受講する必要があります。こちらは通信講座となっており、指定されたテキストを終了し添削課題をクリアすることで受験資格を手に入れることが出来ます。通信講座の費用は4万6千円です。その後在宅受検となり、試験費用は5千6百円必要になります。