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POP広告デザイナーとは違う?
POP広告アーティストとは、ビジネスデザインに関する技術や制作の流れなどについて、多様な知識を身につけた人へ認定されるものです。
その内容は、様々な種類の広告に応用でき、顧客に商品を紹介・販売を目的としたビジネスデザインが多いです。
そこまで聞くと、やっぱりPOP広告デザイナーとほとんど同じではないかと思われますが、明確な違いが一つ。
それは、資格の名称からお分かりのとおり「インストラクター」人に指導、講師活動が出来るようになります。
もちろんPOP広告デザイナーだって人に教えることは出来ます。
しかし、「POP広告アーティスト」はPOPを作る人を育てる能力がないと試験に合格することができません。
SNSや日常の中でも様々なPOPを見たことがあるでしょうか。どれも素敵なデザインで可愛らしいものばかりです。
しかし、その中でPOPの資格を持って活動している人は一体どのくらいいるのでしょうか。
デザインセンスや技術は素晴らしいかもしれませんが、基礎からしっかり習ってそれを応用しているという人は少ないです。
趣味の範疇で活動するなら全く問題はありませんし、個人の自由ですから口を出すことなんてできません。
POP自体を習いたい・学びたいという方は特に女性に多いです。人気の資格として雑誌や通信講座で紹介されることも多々あります。
しかし、肝心のPOPを指導できるほどの能力がある人がいません。ただ上手なだけでなく基礎を理解しマーケティング対策もしっかりしていてなおかつ人に指導できる力がある人が不足しています。
ですので、「日本インストラクター技術協会」では、指導者の人口不足のため、このPOP広告アーティスト認定試験を実施しています。
肝心の試験内容は・・・
POPイメージ広告の製作
ユーザーの分析・販売層の特定
テキストやキャッチコピー制作能力
タイトルとイメージの整合性
規格や印刷の流れ
など、ビジネスの即戦力になる内容がテストされます。
どこで受験できるのか
POP広告アーティスト認定試験を受験できる場所は「日本インストラクター技術協会」という団体です。
インターネットからの申込みなので、全国どこからでも受験することが出来ます。
受験会場はもちろん自宅で。解答を提出してから合否が送られてくるまで、およそ1ヶ月後になります。
受験料は消費税込みで一律10,000円。合格基準は評価の70%となります。
無事合格できたら、合格認定書を発行することができます(有料)
費用は掛かりますが、自分の強みを形に残しておくことは大切です。
試験は二ヶ月ごとに実施されているので、いつ勉強を始めてもちょうどいい時期に受験できるはずです。
副業についての口コミ
「もともと絵を描くことが大好きで、主婦だけど何か副業したいと思いいろいろ調べてこの資格の存在を知りました。自分の好きなものでお金を稼ぐことができるのはとてもうれしいです」
この口コミのようにサイドビジネスで資格を活かそうとする人もいるようです。
1つの資格で将来の幅や選択肢が広がるので少しでも取りたいと思う方は是非積極的に学んでほしいです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
この記事を読んでいただいて、POPインストラクターの重要さが少しでも伝われば幸いです。