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夫婦心理家族心理資格人気徹底比較

夫婦心理家族心理資格人気ランキング

夫婦関係や家族関係の問題は、家族の中だけではなく、家族のひとりひとりが関わる学校や会社、地域などとのつながりもあるため、さまざまな要因により問題が複雑化してきています。また、最近では核家族が多く、地域とのつながりも少ないために孤立する家族も多い傾向があります。さらには、高齢化に伴い、問題を抱える家庭も増えてきているのが現状です。そのような状況において、夫婦・家族の心に寄り添いサポートするために必要となる夫婦心理家族心理資格から人気の資格を徹底比較形式で紹介します。

目次

人気 夫婦心理カウンセラー

夫婦心理カウンセラーは、夫婦や家族のさまざまな問題を解決し関係改善のために適切なアドバイスやカウンセリングなどの対応方法を習得していることを認定する資格です。具体的には、夫婦間の浮気に至る心理や事情、離婚を決定する際に考えるべきこと、DVへの対処方法、子供が学校で抱えている問題、親子関係の問題などに至るまでカウンセリングし、解決するためのアドバイスをします。
この資格を取得していると、夫婦心理も家族関係の心理も両方を理解して、カウンセリングできることが証明されます。夫婦が対象のカウンセリングは、家族全員が対象のカウンセリングとは異なり、夫と妻どちらの言い分も理解した上で適切なアドバイスを行わなければなりません。適切にカウンセリングするにはまず話を聞く技術が重要で、その次には当人達に考えさせることも必要です。夫婦心理カウンセラーは、夫婦や家族の問題についての知識だけでなく、カウンセリング中に効果的な会話を進めるためのスキルも求められます。また、夫婦や家族の問題はそのほとんどが心理的かつ感情的な問題なため、解決策を提案するには、心理学の知識が必要になります。
夫婦心理カウンセラーの資格試験は、日本メディカル心理セラピー協会により2か月ごとに開催されています。試験の申し込みから受験までインターネットで済ませられ、評価が70%以上で合格となります。資格取得後は、自宅やカルチャースクールなどで夫婦・家族の心理カウンセラーとして副業することも可能です。

家族心理カウンセラー

この資格は、夫婦や親子が抱えるさまざまな問題に対応し、解決の糸口を探りながら、サポートを提案するプロとして、正しい知識やカウンセリング技術を身につけていることを証明する資格です。パートナー・ファミリー心理カウンセリングでは、結婚を控えているカップルから結婚生活が長いカップルまでを対象に、相談者のそれぞれの立場やライフステージに応じた知識や対応力を習得する必要があります。結婚や妊娠、出産といったライフステージに伴う家族関係の変化、離婚、再婚などによる生活環境の変化、家庭円満の秘訣などを的確に判断し、取るべき対処法を判断する知識と技量が必要です。そのため、カウンセリングでは、適切なアドバイスだけでなく、抱えている悩みをしっかりと理解して、さらに相談者の話を引き出す技術が必要です。夫婦や家族間の問題では、マニュアル通りに解決策を提案することできません。そのため、話を聞く技術、解決策を提示するための知識、また当事者の夫婦や家族に伝える技術も習得する必要があります。
このインストラクターの資格試験はオンラインでの申し込みから試験も在宅受験が可能です。毎年2ヶ月ごとに開催され、試験用紙が送付されたら、期間内に受けて回答用紙を返送します。70%以上の評価を受ければ合格となります。受験資格は特にありません。資格取得後は、夫婦や親子関係の問題など、家族問題の専門家としてカウンセラーとして、または講師として活躍できます。

家族療法カウンセラー

家族療法カウンセラーは、心理学やカウンセリング業界で注目されている新しいカウンセラーの資格です。家族療法では、家族間で何か問題が生じたときに、「個人の問題行動は、周りの家族などの関係性から生じている」との考えから、個人の問題として捉えずに、家族全体の問題として、解決の糸口を探ります。子どもが問題を抱えているとき、家族で共有して、家族全員で考えて解決していくカウンセリング技術を習得します。例えば、いじめや不登校の子どもがいる家庭には、本人の心のケアだけでなく家族全員のカウンセリングを行うと、問題解決しやすくなると考えられます。
この家族療法というカウンセリング理論は、現在カウンセラーとして活躍されている方やこれからカウンセラーを目指したいという方にも活用の幅を広げる資格として推奨されています。子どもの心理をよく理解できるようになるため、学校や塾などの先生のスキルアップにもおすすめです。資格を取得すると家庭で役立つことはもちろん、児童福祉の現場や教育現場などで家族療法カウンセラーとして幅広く活躍できます。
資格を取得するには、日本能力開発推進協会の認定校で資格取得講座を受講します。検定試験に完全対応した講義・カリキュラムと合格までのサポートにより安心して学習し資格を目指せます。全カリキュラムを修了後、自宅で筆記試験(記述式)を受けます。

夫婦カウンセラー

夫婦カウンセラーとは、DV、離婚など夫婦間で生じるさまざまなトラブルに対応するノウハウを有していることを証明する資格です。特に離婚問題などの夫婦関係を改善するスペシャリストとであり、離婚に関しての基礎知識から法律の知識、離婚前のカウンセリングに関しての専門的な知識や心理援助技術を身につけています。
近年、離婚件数が急増していますが、離婚を早まったことを後悔する夫婦も多くみられます。しかし、現状では夫婦間のプライベートな問題を相談できる専門の機関が少ないだめ、自分だけで解決しなければならないのが実情です。こうした問題を改善するために、夫婦カウンセラーが創設されました。
夫婦カウンセラーの資格取得方法は、日本能力開発推進協会の認定教育機関で開催する講座を受講し、全カリキュラムを修了後に試験を在宅で受けるという形です。夫婦カウンセラー資格取得講座では、夫婦間で抱えるさまざまな問題を解決へ導くカウンセリング技術を学び、離婚の際の財産分与や慰謝料などの金銭問題から法律知識も習得していきます。
資格を取得すると、企業や自治体で夫婦・家庭問題の専門のカウンセラーとして活躍できます。女性支援センターなどで働いている方は、資格を取得することで、より的確にアドバイスができるようになり、スキルアップが期待できるでしょう。夫婦間の意思疎通に悩んでいる方や夫婦の問題について深く知りたいというカウンセラーの方にもおすすめの資格です。

家族相談士

家族間で起こる様々な問題は、家族ゆえにこじれることが多いですが、そのような場合に家族のことで相談できる第三者がかかわることで問題解決することが求められます。そこで活躍が期待されるのが家族関係の調整や心のケアを行う専門家である家族相談士です。
今日の家族問題は、家庭内だけの問題ではありません。学校や職場、地域社会などとも深くかかわっており、家庭を取り巻く社会環境は絶えずゆれ動いています。そのため、一つの家族を周囲との関連性も捉えながら援助する家族相談士の役割に関心が高まっており、家族相談士の活躍はあらゆる分野で期待されています。特に教育関係、福祉関係、医療関係などの分野から高い関心が寄せられています。
平成9年に開校した日本家族カウンセリング協会による家族相談士養成講座はこれまでに多くの資格者を養成しています。講座では、家族の心理学、家族システム論、社会学などを体系的に学習します。家族相談士養成講座を修了後、資格認定審査を受けますが、資格認定審査を受けるために養成講座を受講していることもあるので、資格認定審査の合格率は90%程度と比較的取得しやすい資格です。
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